南陽市ってどんなところ?
山形県南陽市について
石黒製麺が本社を置く山形県の南陽市。
山形県の南部、置賜地方に位置し、同地方には、
米沢牛や米沢ラーメン、
大河ドラマで「愛」の武将として
一躍有名になった直江兼次ゆかりの地として、
全国的な知名度を誇る米沢市があります。
その米沢市よりも内陸部、人の顔の形をした山形県の
ちょうど「えくぼ」のあたりに南陽市があります。
南陽市は、民話「鶴の恩返し」の発祥の地とされ、
「日本さくら名所100選」に選ばれた烏帽子山公園、
白竜の伝説が残り、周辺斜面を葡萄の産地とする白竜湖、
「三羽のうさぎ」縁結び神社としてその名を馳せる熊野大社など、
自然の景色と古い伝承が色濃く残る地域になっています。
また最近では、南陽市の文化会館が
世界最大木造ホールとして「ギネス認定」を受けるなど、
時代の流れの中で、新たな文化との融合も目指そうという意欲も持ち合わせています。
さくらんぼや葡萄など果物の産地としても名高く、
特産品であるワインや日本酒の醸造元も有名で、
自然の恵みあふれる地域となっています。
南陽のラーメン
山形県民はラーメンが大好き
日本一ラーメン好きな県として、近年徐々にその認知度が高まってきた山形県。その中にある南陽市を語る上でも、やはりラーメンを外すことはできません。
南陽市に本店を置くラーメンの有名店が多く、
県内のみならず、県外から山形のラーメン目当てで訪れる人も多数。
時には長い行列を作るほどの人気ぶりです。
南陽市のラーメンの特長として、まず挙げられるのがそのスープ。
にんにくと唐辛子がピリっと効いた後乗せの辛子味噌が、
全国的な知名度を誇っています。
今では山形県内のみにとどまらず、全国的にも広まっている辛味噌スープの発祥の地が南陽市赤湯に本店を置く「龍上海」だと言われています。
麺の特徴として、南方に位置する米沢のラーメンが極細縮れ麺が主流であるのに対し、
南陽市のラーメンはやや中太~太めの縮れ麺が好んで食されています。
この太めに仕上げた麺とスープが良く絡み、沢山の方々に愛される南陽市のラーメンが出来上がっているのです。